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METAPLAS.DOMINO

ひとつのテクノロジープラットフォーム – 様々な可能性

METAPLAS.DOMINO

個別要求に対して複数モジュールのカスタマイズと優れたユニットの構築、それがMETAPLAS.DOMINOの基準です。最先端の薄膜装置は工具・金型製造業における30年近い知識によって開発されています。

エリコンバルザースにとって、このことは効率的システムソリューションを提供し、表面処理のトレンドを生むことを意味します。このモジュラーと柔軟なコンセプトが薄膜装置の更なる拡張とアップグレードを可能にします。

  • 高プロセス信頼性
  • 短いサイクルタイム
  • 個々にカスタマイズされたコーティング
  • 効率的なアフターサービス
  • 工具一個当たりのコストを削減

目に見えるか否かに関わらず、日々使用される多くの物にとって、コーティングは常に変わらず無くてはならない一部分です。コーティングなしでは、素材と表面はすぐにその限界に達します。コーティングは摩擦と摩耗を削減し、熱的過負荷と腐食から保護し、更に特徴的な可能性と最適化された審美的な魅力を与えます。多様な工業用製造プロセスはコーティング無くしては考えられません。

このPVD + CVDブック「プラズマアシストコーティングプロセス」は、環境への配慮、PVDおよびCVDコーティングのテクノロジー全体、コーティングの基礎、テクノロジーとシステムに関してだけでなく、ハンドリング、アプリケーションおよびコーティングの未来に関しても詳しく言及されています。

この本はコーティングに興味のある初心者とコーティングの包括的な概要を手元に置いておきたい上級者にお勧めします。

PVD+CVDブックを読む

  • APA アーク(先進的プラズマアシストアーク)

    当社のカソードアーク技術は、調整可能な磁場設定でプラスマイナス間の電気アークに点火し、金属やカーボンコーティングなどの新しいコーティングタイプのパラメータ設定を可能にします。

    メリット:

    • 高い成膜速度 > 5 µm/h
    • 調整可能な磁場を備えたステアリングアーク
    • テトラアモルファスカーボンコーティング > 硬度50 GPa
    • 迅速なターゲット変更
    • マクロ粒子の減少
  • DC (直流) もしくは MF(中周波数)によるスパッタリング

    当社のマグネトロンスパッタ技術はアルゴンを中心とする高エネルギーイオンの衝突により固体ターゲットから原子を放出する物理プロセスです。磁場(平衡から不均衡)は、改善されたイオン化を生成するために使われます。

    メリット:

    • 安定したコーティング状態
    • 最大350 kHZ までのDC と MF 電源により、ターゲットにダメージを与えることなく酸化膜を成膜可能
    • プラズマのパラメータ設定によりレイヤー構造が調整可能
    • 滑らかなコーティング
    • 低い成膜温度< 100 °C
  • HiPIMS(高出力インパルスマグネトロンスパッタリング)

    当社のHiPIMSは高イオン化スパッタリングコーティングの鍵となる技術です。数百W/ cm2から数千W/cm2までの出力密度を適用でき、新しいコーティング構造を形成が可能です。

    メリット:

    • 高いイオン化率(アークに匹敵)
    • プラズマパラメータ設定によるレイヤー構造の調整
    • 非常に滑らかなコーティング
    • 低基材温度<60℃での高密度コーティングの成膜
  • DCおよび/またはMFマグネトロンスパッタリングによるHiPIMSのスーパーポジション

    異なる出力モードによるHiPIMSのスーパーポジションプロセスにより、新しいコーティングの組み合わせを成膜し、成膜レートを向上させることが可能です。

    メリット:

    • 最大2倍までの高い成膜速度
    • 100から1000W/cm2までの高電力密度
    • 酸化膜を含む層構造の形成が可能
  • 先進的AEGD、新世代のエッチング

    チタンまたはクロムのカソードと様々なアノードを使用し、調整可能で均一なエッチングを実現する先進的AEGDエッチング。

    メリット:

    • コーティングの高さに対してエッチングの均一性を調整することができます
    • 超硬工具で最大2 µm/hのエッチングレートを現する強力なエッチングパワー
    • 優れた密着性
    • 定期的なサイクル間のメンテナンスが不要(レシピで完全に制御可能)
  • M.NIP(窒化 + PVD)

    全てのPVDコーティング装置は、プラズマ窒化とその後のPVDコーティングの2 つのプロセスを1サイクルで行うことができます:

    メリット:

    • オールインワンサイクル
    • 1サイクルでスチール部品の焼入れとコーティングが可能
    • 金型とスチールの機材を経済的に処理することが可能
  • コーティングのトータルソリューション

    エリコン・バルツァーズでは、長年にわたるコーティングセンターでの経験をもとに、お客様のご要望に応じたコーティングソリューションを提供いたします。

    1 クリーニング

    コーティングの密着性には、きれいな表面が不可欠です。そこで、エリコンバルザースはPVDコーティングの表面調整に多大な努力を払い、環境に有害な添加物を含まないアルカリ性水溶液を使用した多段式超音波洗浄ラインを提供しています。

    2 前処理

    追加の前処理が必要な場合、エリコバルザースは常に最適な技術を使用します。お客様のニーズに合わせて、様々な刃先の処理と表面処理技術を提供します。

    3 コーティング

    幅広いコーティング技術は、切削、フォーミング、パンチング、メタルダイカスト、プラスチック加工のあらゆるアプリケーションに利用できます。世界中のお客様との緊密な連携により、当社の専門家は常に新しいアプリケーションを開拓しています。ご要望に応じて、カスタマイズされたコーティングも可能です。

    4 後処理

    工具・金型の仕上げには、さまざまな方法が採用されています。エリコンバルザースは長年にわたり、お客様のニーズを満たす最適なソリューションと装置を提案するために必要な幅広い経験を積んできました。

    5 品質管理

    コーティングの成功は、工具・金型の状態や品質にも直接左右されます。私たちは、目視や機械的な手法で入荷品の塗装適合性を評価し、塗装品質を決定しています。当社の技術は幅広い産業分野で活用されているため、どのような品質管理リソースが必要なのか、最適な立場でコンサルティングを行うことができます。

    6 アフターセールス

    電話、サービスホットライン、電子メールによる技術サポートとアドバイス。リモート診断とコントロールにより、さらに迅速なトラブルシューティングを実現します。インストール、アップグレード、修理、メンテナンスのための専門的な現場サポート。24時間以内にエンジニアを派遣。サービス契約。 新品・中古部品、消耗品の提供。 最新技術やコーティングを含むアップグレード。標準またはお客様仕様のグラファイト部品の提供。

  • HI3 – High Ionization Triple

    HI3は、高電離アークとHiPIMSスパッタコーティングプロセスを同時に実行します。AEGDエッチングとの組み合わせで、新世代のPVDコーティングを開発することができます。

    • HI3は、3つの技術の強みを1つのPVD装置で実現したものです。アーク、HiPIMSおよびAEGD。
    • HI3は、マイクロアロイング、ドーピング、より幅広い材料の組み合わせにより、コーティングをお客様の特定の要件に適合させることができます。
    • HI3は、次世代PVDコーティングへのアプローチです。
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