鋼やプラスチック製の材質はほぼ全て、PVD および PACVD 処理によりコーティングまたは金属化が可能
PVD および PACVD 処理により、原則として全ての材質をコーティングすることが可能です。ただし、コーティング温度 (150 度 ~ 600 度) によって硬度の低下や歪みが生じないよう、それぞれ熱処理を行う必要があります。
容易にコーティング可能な材質はハイス鋼、熱間/冷間工具鋼、ステンレス鋼、熱処理可能鋼、超硬、サーメットなどの金属と肌焼鋼、軸受鋼および窒化鋼などです。
条件によってはコーティング可能な材質は、鋳鉄、クロム・ニッケルめっき金属、銅合金およびアルミ合金、セラミックおよびサファイアです。
コーティング不可能な材質は、開気孔のある焼結金属 (真空不対応) です。