バルザース、リヒテンシュタイン/デュッセルドルフ、ドイツ – 2025年8月21日–プラスチックとゴムの主要な国際見本市であるK 2025で、エリコンバルザースは、ポリマー加工の信頼性と効率を高めるために設計された高度な表面ソリューションを展示します。工具の性能と耐用年数を向上させ、一貫した高品質の生産をサポートする持続可能なコーティングに焦点を当てています。エリコンバルザースは、姉妹ブランドのエリコンHRSflowとともに出展します。HRSflowのホットランナーシステムは、射出成形の重要な段階におけるプロセス安定性を確保します。
BALINIT CAVITAは、深いキャビティや鋭利なエッジでも均一なコーティング分布と簡単な離型を保証し、医療用途のポリマー部品に最適です。
一カ所で研磨とコーティング:エリコンバルザースは、厳しい表面要件に対応する完全なサービスを提供します。
エリコンバルザースのコーティングは、リサイクルポリマーや高充填ポリマーを加工する場合でも、工具の摩耗を最小限に抑え、工具寿命を延ばし、一貫した部品品質を維持することで、資源効率の高い製造に貢献します。PFASを含まないこれらの薄膜コーティングは、PVDおよびPACVD技術に基づいており、EU REACHやEPA規制などの国際規格に準拠しています。またこれらのコーティングにより、効率的で信頼性の高いポリマー加工に不可欠な PFAS フリーの離型が可能になります。高光沢研磨や指向性研磨などの補完的なサービスは、厳しい機能的および美的要件を満たします。
BALINIT MOLDENA –困難なポリマーアプリケーション向けの耐久性コーティング
ブースの重要なハイライトは、高充填または腐食性ポリマーを含む射出成形および押出用に開発されたPVDコーティングであるBALINIT MOLDENAです。高硬度、優れた耐摩耗性、信頼性の高い腐食保護を備えているため、ガラス繊維強化プラスチック (GFRP) やリサイクル材料に特に適しています。その結果、工具寿命が長くなり、プロセスが安定し、厳しい条件下でも一貫した部品品質が得られます。実績のあるBALINIT CROMA PLUSをベースに、BALINIT MOLDENAは研磨材やリサイクル材に的を絞った保護を提供し、持続可能で効率的なポリマー加工をサポートします。
BALINIT CAVITA –医療アプリケーションにおける複雑な工具形状の精密コーティング
エリコンバルザースは、深いキャビティ、鋭いエッジ、マイクロメートルレベルの精度を備えた工具用に設計された医療アプリケーションに最適な、新しいPACVDコーティングであるBALINIT CAVITAも発表します。このコーティングにより、複雑な形状であっても、均一な膜厚分布、強力な密着力、簡単な離型が保証されます。前身のBALINIT DYLYNをベースに、技術用および医療用ポリマー部品の安定した効率的な連続生産を可能にします。
特定の表面要件に対応する統合研磨およびコーティングサービス
要求の厳しい表面アプリケーション向けに、エリコンバルザースは、BALITHERM PRIMEFORMによる熱処理を含む、研磨とコーティングを組み合わせたコーディネートされたフルサービスパッケージを提供しています。アプリケーションに応じて、資格のある専門家が、定義されたグリット仕様に合わせて指向性研磨または高光沢研磨を行います。必要に応じてお客様の現場で行うことも可能です。
射出成形から信頼性の高い離型までの専門知識
エリコンHRSflowの精密ホットランナーシステムとエリコンバルザースの高度なコーティングの組み合わせは、ポリマー加工への統合アプローチを反映しています。その結果、安定したプロセス、サイクルタイムの短縮、一貫した高い部品品質が得られます。 ホール1の共同ブースC70で専門家が来場者にポリマー製造の効率の最適化についてアドバイスいたします。
