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鋼板加工ライン

亜鉛またはアルミニウムシリコンの連続めっきライン (CGL)、または連続焼鈍ライン (CAL) を操業する製鉄所は、鋼板の製造・加工中にさまざまな種類の過酷かつ有害な状況に直面します。エリコンメテコは、一貫した製品品質を確保し、稼働停止時間を最小限に抑え、有毒なクロムVIめっきに取って代わり、危険な環境での手作業とオペレーターへの曝露を減らすことによって職場での健康への脅威を削減できる、鉄鋼業界向けの材料とコーティングを設計しています。

ファクター 4 までの寿命改善が可能 

例:亜鉛コーティングの連続亜鉛めっきライン (CGL) 向けのロールコーティング 

溶融亜鉛は、シンクロールや、ベアリング、アーム、スナウトなどの部品を浸食します。それはドロスを形成してロールに付着し、その結果、鋼板の表面に傷等の欠陥が生じます。このため、損耗したロールとベアリングの定期的な交換と修理が必要になります。  

当社の Metco™STEEL コーティングソリューションの特徴

  • ロール等への亜鉛ドロスの付着を減らし、歪みを抑えて最高の品質と表面性能を実現します。 
  • 競合製品と比較して、ロールとベアリングの寿命を大幅に延長します。これにより、稼働時間が長くなり、メンテナンスの停止が少なくなり、生産性が向上します。また、溶融亜鉛浴槽の上での危険な手動の削り取り作業がなくなります。
例:AlSi (アルミニウムシリコン)用の連続めっきライン (CGL)

溶融アルミニウムは、ロール表面を激しくかつ短時間で浸食します。これにより、短時間で鋼帯にロール摩耗と表面欠陥が発生します。  

当社独自の Metco STEEL コーティングソリューションによる、お客様へのメリットは次の通りです。

  • システム全体の寿命を最大4倍まで改善します。これにより、装置の変更が少なくなるため、より長時間の操業が可能です。 
  • 接着力の低下とロール表面形状の優れた保持により、製品の表面品質が大幅に向上します。 
  • メンテナンスによる停止やロール修正時の直径の損失が少なく、ロールの在庫も少量ですむため、生産コストを低減できます。
例:焼鈍炉用コーティング 

焼鈍炉では、ハースロールは最大 1100 °C (2012 °F) の温度にさらされます。ロール表面に酸化物が発生し、ロールとストリップ鋼板の速度差による滑りにより、鋼帯に傷などの表面欠陥が発生します。  

Metco STEEL コーティングソリューションは、メンテナンスコストを削減しながら、鋼帯の品質を高め (表面欠陥を減らし)、より長時間の操業を保証します。これにより、生産ラインの歩留まりと収益性が向上します。 

  • 酸化物ピックアップを防止して、最高のストリップ品質とストリップランの向上を実現します。 
  • メンテナンスコストの削減と収益性が向上します (ロールのクリーニングまたは交換のための修理停止時間の削減)  
  • 優れた耐摩耗を得る高温での高硬度 
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