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カーバイド材料は、高い耐摩耗性やエロージョン性を有することが実証されています。カーバイド製品ラインアップには、お客様固有の摩耗のお悩みや使用環境に適した材料が揃っています。

高耐摩耗性を有するカーバイド材料
耐摩耗の代表材料

カーバイドを含む材料は、多くの用途で表面に耐摩耗性を付与することが知られています。エリコンメテコは、幅広いカーバイド材料を提供し、さまざまな成膜プロセスに対応しています:

  • 溶射
    • ガス燃料/液体燃料用 HVOF (高速フレーム溶射)
    • 粉末フレーム溶射
    • 大気プラズマ溶射
  • レーザークラッディング
  • PTA (プラズマ移行型アーク)
  • 従来の硬化肉盛溶接
所有している製品の形態:
  • 粉末
  • マトリックス材料 (お客様のマトリックス材料と混合可能なカーバイド材料)
  • コアードワイヤ
  • 溶接ロッドと電極
お客様固有の摩耗ニーズに応える表面の保護

当社はあらゆる摩耗を深く理解しています。以下のような表面の保護を必要としているお客様を弊社の専門家がガイドします:

  • アブレシブ摩耗
  • 凝着
  • エロージョン (個体粒子またはキャビテーション)
  • フレッティング
  • 衝撃
  • かじり
  • 摺動摩耗
  • 硬質表面
  • 複雑な組み合わせの摩耗メカニズム
個別の使用環境に特化した材料

タングステンカーバイド (WC/W2C) 材料は、通常コバルトマトリックスに配合されており、最高の耐摩耗性を提供します。より耐食性が求められる使用環境では、ニッケル-コバルト-クロムまたはコバルト-クロム-ニッケルのマトリックスをお勧めします。

使用温度が 500 °C (930 °F) を超える用途の場合、一般的に、様々な比率で配合されるニッケル-クロムをマトリックスとする炭化クロム (Cr3C2) 材料をお勧めします。マトリックス割合の高い材料は、より延性の高いコーティングを形成し、耐衝撃、耐フレッティング性能を向上させます。反対に、マトリックスが低い割合では、高硬度になり、耐アブレシブ性や耐摩耗性が高まります。

タングステンチタンカーバイド (WTiC) は、炭化タングステンの代替品として検討することができます。WTiC は、タングステンカーバイドよりも密度が低く、ユニークな特性があります。:

  • プロセス中の溶解に強いので、技術的な習熟を要することなく、信頼性の高い、再現性可能な表面処理を実現
  • 低密度なので、同じ膜厚のタングステンカーバイドと比較して軽量になり、それは、重量制限があったり、高い慣性モーメントがかかるような用途において重要な要素になり得ます
  • タングステンカーバイドと比較して、材料の単位重量あたりのコストが安い
  • 鉄ベースのマトリックスの使用が可能で、強度および経済性を向上
  • ニッケルベース超合金のマトリックスが使用可能なので、従来のカーバイドに比べて高い耐食性を実現

上記のカーバイド以外の、当社独自の高速合金開発プロセス Scoperta™ で設計された材料についてはお問い合わせください。この開発プロセスでは、プロセス中に微細で均質な通常とは異なる炭化物を形成し、ユニークな表面特性を持つコーティングを得られます。

製造における材料の最適化

当社材料の生産に使用している製造工程は、直接的にそのコーディング特性や溶射特性に影響を与えます。造粒焼結カーバイドは、溶融粉砕カーバイドに比べて、優れたミクロ硬度を有するコーティングを高い付着効率で形成します。粒子をち密化することでさらに高い付着効率を達成します。弊社の製造工程では、さまざまな用途や溶射プロセスに合わせてカーバイド材料を最適化します。特定の液体燃料/ガス燃料を使用する HVOF 溶射ガンに適するよう、材料の多くは様々な粉末粒径の製品を提供しています。こうした最適化の正しい組み合わせによって、最終的にお客様の生産にかかる時間やコストを低減し、コーティングの耐用年数を伸ばします。これらの製品は、多様な粒度分布のものを生産可能です。お客様固有の用途での要求事項については、弊社の材料系の専門家とご相談ください。

以下の形態のカーバイドを製造しています:
  • 溶融タングステンカーバイド
  • さまざまな粒径の単結晶タングステンカーバイド
  • 焼結粉砕カーバイド
  • 球状 (高密度化) カーバイド
硬質クロムメッキ代替

特にランディングギア、油圧ロッド、油田設備などで適用可能な、硬質クロムメッキ代替となる優れたカーバイド製品があります。以下のような利点があります:

  • より短時間での施工により、コンポーネントの運転停止時間を削減
  • 使用環境に適切な材料を提供
  • わずかなばらつきに収まるよう、皮膜を研磨したり超鏡面仕上を施すことが可能
  • 「溶射したまま」の状態で滑らかな表面が形成され、使用前の余分な研磨加工が不要
研磨加工できないコンポーネント用のファインカーバイド

研磨加工が困難であったり、コスト高が掛かりすぎるコンポーネントには、ファイン(微粒子)カーバイド材料を提供しています。「溶射したまま」の状態で非常に滑らかな表面を提供するので、わずかな研磨加工しか要さないか、場合によっては不要です。例えば、製紙業界で使用されているコルゲートロールは、表面に耐アブレシブ摩耗性が必要ですが、研磨加工するには費用が掛かりすぎる形状です。

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