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製造プロセスの選定は、作製する材料の化学的性質だけでなく、製品の目標、コーティングの特性、経済面での要素 (蒸着速度と製品コストの比較) によって異なります。ここで説明されているプロセスに加え、他の製造方法を採用し、HDH (hydride-dehydride) や化学純化のような、所望の結果を得ることもあります。当社はまた、様々な材料をこれらのプロセスのいずれかを使用して製造し、複数の材料を正確な割合で混合することもあります。

エリコンメテコの特色は、材料製造に関して柔軟に対応できることです。当社は御社の製造プロセスや適用目標に最適な製品を提供することが可能ですので、ご安心ください。当社はこの柔軟性、そしてパフォーマンスとコスト目標を何度もチェックする厳格な材料開発規格とを併せ持つ対応をいたします。これらはすべて、多様な材料を提供できる企業となるための業務の一環です。

造粒粉末

造粒では、同一か異なる組成の非常に微細な粒子が互いに結合し、大きな粒子になります。これは噴霧乾燥法で行われる場合が多く、この方法では、球状粉を形成するために、スラリーの小滴が粉末化され、乾燥されます。成分だけでなく、粉末粒子も少量のバインダーを含んでいる必要があります。

造粒焼結粉末

この方法は、最初に造粒プロセスを利用して粉末を形成し、その後それを焼結してバインダーを取り除き、粒子の結合力を向上させ、部分的に高密度化されます。焼結は、構成材料の融点を下回る温度で実行されるため、生成物は粉末状のままです。金属粉末の場合、焼結により造粒粉を合金にすることができます。

造粒し、HOSP プロセスで加工された粉末

造粒後、粉末は HOSP (中空球状粉) プロセスを利用して球状化されます。この技術はエリコンメテコが開発したものです。HOSP プロセスは融点を上回る温度で粒子を加熱します。表面張力が粉末を球状にします。このプロセスは大気環境で行われます。製造方法のこのような組み合わせは、安定化された酸化ジルコニアなどのセラミックの粉末でよく使用されます。これにより、溶射の成膜効率を向上させ、コーティング特性を改善します。

凝集し造粒(焼結) ち密化粉末

造粒粉は、熱を利用して不活性雰囲気で高密度化されます。一部の材料は、最終的な高密度化プロセスの前に焼結されることがあります。この製造方法は、良質のカーバイド系球状粉を生成し、適用プロセス中の成膜効率と安定性を向上させるために利用されます。

焼結粉砕粉末

最終的に生成される粉末の成分を含んでいるスラリーを型に入れ、高温の焼結炉により、合金化もしくは焼結により固化されます。焼結後に、粉末が機械的に粉砕されます。この製造プロセスは、セメントで結合されたカーバイドや炭化タングステンを生成するために、よく利用されます。

融合溶融粉砕粉末

溶融プロセスは、成分を溶融するのに充分な非常に高温 (および時には高圧) で行われます。初めの原料はスラリーあるいは噴霧乾燥粉末であることがあります。融合後、材料は適切なサイズに粉砕されます。このプロセスは、セラミック粉末を製造するためによく利用されます。

水アトマイズ粉末

水アトマイズは、均一に合金化された粉末を製造する際によく採用される方法です。このような粉末はフル密度に近いです。まず、原料がるつぼで溶かされます。一般的には、不活性ガスの中で行われます。次に、溶解物がノズルから注がれ、溶融流が霧化され、ウォータジェットで急速に冷却されます。最終的に、不規則な形状の粉末粒子が得られます。

ガスアトマイズ粉末

ガスアトマイズは水アトマイズと類似しています。しかし、溶融物質は噴霧チャンバーに入ると、粉末化され、不活性ガスジェットで急速に冷却されます。これにより、粒子が完全な球状に形成されます。

メカニカルクラッド粉末

メカニカルクラッド粉末

メカニカルクラッディングとは、機械を利用し、非常に微細な粒子をより粗い粒子に付着させる方法のことを指します。標準的なクラッディング方法は、微細な粒子と粗い粒子をバインダーと共に混合し、微細な粒子を粗い粒子表面に付着させます。次に、バインダーを硬化するために熱が利用されます。摩擦摩鉱も使用されることがあります。微細な粒子が柔らかいコア粒子の表面に「ハンマーで打ち付けられます」。摩擦摩鉱の優れた点は、最終製品にバインダーがないことです。

ケミカルクラッド粉末

ケミカルクラッド粉末

エリコンメテコは、独自の湿式冶金の粉末プロセスを利用して、ニッケルを別の材料に化学的にクラッディングします。このプロセスにより、結果的に非常に頑丈でさらに純粋な、ニッケルまたはニッケル合金のクラッディングをコア材料の上に形成できます。こうすることによるメリットは、コア粒子として多くの種類 (金属、ガラス、炭素など) が使用できること、生成物が非常にクリーンでバインダーがないことです。

ソリッドワイヤー

ソリッドワイヤー

純粋な金属または合金のソリッドワイヤーは、主にドローイングやスウェージングにより製造されます。ただし、板金をローリングし、圧縮することによって製造されることもあります。ワイヤーの直径は厳格にコントロールされます。使用する適用プロセスによっては、特定の直径が必要となる場合もあります。

コアードワイヤー

コアードワイヤー

複合ワイヤーは、簡単に合金にできない材料を利用することが好ましい場合、あるいはこれらを複数の材料を組み合わせて単線にするコスト効率の高い方法として利用することが好ましい場合に使用されます。多くの場合、ワイヤーはフィラーパウダーの内部コアで巻かれ、複合ワイヤーを形成します。別の方法では、外側の金属シースに配置されている固いコアまたは鋼片を使用します。これは最終的なワイヤーの直径までスウェージングされるか、ドローイングされます。

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