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寸法管理

寸法管理

摩耗および損傷面の修復、簡易型の作製、費用対効果の高い原型試作等において、エリコンのコーティングソリューションを使用することで、コスト削減および効率の改善ができます。 エリコンのソリューションにより、動的システムにおける重要な寸法および隙間の管理ができます。

溶射および溶接肉盛コーティングは、摩耗した、もしくは誤加工されたコンポーネントを適切な寸法に修復します。 修復されたエリアは、機械加工により、所定の公差内で要求される表面仕上げをすることができます。

機械加工不良の修復に使用するコーティングは一般的に、基材と同様の組成を持っています。 摩耗部品の寸法修復については、一般的に、さらなる損傷を防ぐために、基材より耐摩耗の優れた材料を使用します。 専用の溶射皮膜およびハニカム材を使用して、回転機器の隙間調整をします。

薄膜およびプラズマ窒化処理が仕上げ加工されたコンポーネントに適用されます。 機械加工は不要ですが、処理後の研磨を行うことがあります。 

隙間調整

高速回転システムは同心回転するように設計されていますが、時間の経過とともに、少しずつ偏心が発生することがあります。 また、回転の慣性特性により、コンポーネントの大きさが変化することがあります。 したがって、システムの回転および静置コンポーネント間の隙間の設計が重要になります。

ガスタービンエンジンにおいては、ガス流路の中のそのような隙間は効率ロスにつながります。 コンプレッサブレードとケーシング間の0.125 mm (0.005 in) の隙間により、燃料消費が0.5%増加することがあります。 相手部材と接触がある場合に優先して研磨される面を利用する隙間調整技術により、隙間を最小にします。

コンプレッサ、ガスタービン、およびターボチャージャー等の回転装置で、熱および機械的運転効果でローターとステーター間の寸法に変化が生じます。 これらの寸法の変化で、ガス流路系のブレード先端とケーシングの間およびラビリンスシールシステム内のシールとハウジングの間の隙間が拡大します。

これらの用途では、被削側エレメントおよび切削側コンポーネントで構成される隙間調整システムを取り付けることができます。 溶射アブレーダブルコーティングおよびハニカムシールは、効果的な被削システムを形成します。

エンボス加工および彫刻

プラスチックホイルまたは用紙を加工する業界には、外観に優れた艶消し表面の作製が必要なことがよくあります。 所定の表面構造を生成させるために、ホイルまたは用紙をエンボスロールとプレスロールの間でプレスします。

溶射により、新しいまたは使用済みのエンボスロールに、均質なランダムパターンを有する表面を作製できます。 表面パターンのサイズ幅はコーティングの粗さで管理し、10 – 300 µm Raの間になります。 エンボスパターンの作製においては、銅の厚膜溶射がよく用いられます。

印刷業界では、アニロックスロールに対して主として溶射が適用されています。 ロールに、酸化クロムを高密度で均一にコーティングし、その後、微細なパターンをレーザーで彫刻します。 印刷プロセス中のインク転写に使用されるこれらのコーティングロールは、、最新の水ベースのインクシステムに対する、耐摩耗性および耐食性があります。

コルゲートロールの表面形状は、耐摩耗性のある溶射皮膜もしくは薄膜コーティングにより保持されます。 これらのロールの長さは一般的に4 m (13 ft) です。

形状・寸法修復

溶射は、よく機械加工不良および摩耗コンポーネントの修復に使用されます。 コーティング材料は、冶金的に基材に類似しているか、または耐摩耗性等、所定の表面特性を有する異なる材料のいずれかです。 これらのコーティングは非常に厚くすることができ、また所定の表面仕上げの寸法に加工することができます。

寸法修復については、溶射は一般的に、通常の溶接より速く信頼性が高くなります。 溶射は処理速度が速く、基材の冶金学的な変化が生じることはありません。

原型試作のためのニアネットシェイプ

溶射を使用して、かなり複雑なニアネットシェイプ金属コンポーネントを作製することができます。 エリコンのChamPro雰囲気制御プラズマ溶射を使用して、鋳造あるいは鍛造しにくい合金のコンポーネントを製造します。

ニアネットシェイプ技術は高速原型試作にも使用できます。 皮膜は所定の厚さで、オスまたはメスのマンドレルに溶射されます。 マンドレルから離れて、最終加工を行います。 原型試作において、これで型の製作や試作に対する投資を削減できます。

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