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採掘用途に使用される耐摩耗板は、摩耗と衝撃に同時に耐える必要があります。従来から硬化肉盛溶接に使用されている材料は、両方の要求を十分に満たすことができないか、できても非常に高価です。そのため、より多くのメーカーがエリコンメテコ独自の硬化肉盛溶接材料に期待しています。

エリコンメテコが新たに開発した材料は、耐摩耗板や採掘設備メーカー、およびこの要求の厳しい分野にサービスを提供する企業が直面している課題を解決できます。

時間短縮によって価値を提供する革新的な材料

課題:現在のタングステンカーバイド(WC)系材料を用いたソリューションは耐摩耗性の要求を満たしていますが、極度の衝撃応力には耐えられず、また、非常に高価です。炭化クロム肉盛溶接(CCO)は、材料コストは低いものの、十分な耐摩耗性は得られず、また耐衝撃性も非常に低いです。同様に重要なのは、CCOは、GMAWやBMAWプロセスの使用時に生じる高希釈率に対処するように設計されていません。したがって、CCOが提供できる最高の性能を実現するには、1層あたり5〜7mm(0.20〜0.28インチ)の厚さで被覆した最大3層のCCOが必要です。しかし、これでは要求性能を十分に満たしていません。

そのため、今日のメーカーは、ほとんどの場合、焼入焼戻しされた耐摩耗板を使用せざるを得ません。これはコストが安く、耐衝撃性は良好です。しかし、耐摩耗性は極めて低いです。必要な耐摩耗性を実現するためには、板を極端に厚くする必要があります。その結果、重量が増加し、装置の性能が低下します。また、燃料消費量が増加するだけでなく、稼働中の部品の摩耗が進み、耐久性が低下します。

当社のソリューション:これに対し、同じプロセスで被覆したエリコンメテコの材料は、厚さ5~10mm(0.20~0.40インチ)で1層だけ被覆すれば、耐摩耗性と耐衝撃性の両方の要件を満たす硬化肉盛溶接ができます。

エリコンメテコの革新的な材料は、プロセス時間の短縮で価値を高めます。さらに、優れた肉盛溶接を実現するために必要な材料使用量を減らすことで、WCやCCO肉盛溶接よりもはるかに費用対効果の高いソリューションとなっています。

主要なGMAW材料:

  • Metco 8250
  • Metco 8233
  • Metco 8226
  • Metco 8224
  • Metco 8248

主要なPTAレーザー材料

  • Metco 1040A
  • Metco 1030A
  • Metco 1051A
  • Metco 51322
  • Metco 51027

高性能で耐衝撃性に優れた新材料

エリコンメテコがコンピューターにより新開発した鉄系溶接合金は、複雑な炭化クロムよりも優れた性能を発揮し、タングステンカーバイドベースの材料と同等の性能を発揮しながら、比類ない耐衝撃性を実現します。さらなる利点は、最初の溶接層を1層適用した時点で性能を満たすことです。これは他の溶接材料と比べると非常に大きな利点と言えます。他の溶接材料は性能を満たすために最大3層まで必要であり、その結果、材料使用量やコストが大幅に増加する可能性があるからです。

ケーススタディ

厚さ12mm(0.47インチ)の摩耗板の上で、Metco 8226の厚さ8mm(0.3インチ)の被覆は4500時間以上使用でき、950万トン(1,050万米国トン)の鉱石を処理しました。それに対して、CCOの厚さ17mm(0.67インチ)の被覆は1400時間以下しか持ちこたえず、処理した鉱石量は350万トン(390万米国トン)でした。これは、硬化肉盛溶接の厚みの単位で比較すると、処理鉱石量の6倍以上に相当します。

お客様の事例

インドネシアの金鉱山では、炭化クロムとナノグレードで表面硬化された摩耗板の代わりに、Metco 8224がディッパーショベルバケットのライナーとして適用されました。1700時間使用した後の板の摩耗は、1mm(0.04インチ)以下でした。これは、お客様の目標耐用時間である5,000時間の2倍に相当します。

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